2025年05月27日

麻しん(はしか)が海外(特に東南アジア)で流行しています。国内でも感染事例が増えているため、感染予防が重要です。

麻しんは、麻しんウイルスによる感染症で、感染力が非常に強く、感染者の咳やくしゃみでウイルスが空気中に漂い、感染者と接触なく感染します。免疫のない人が感染すると、ほぼ100%発症します。
症状は、感染後約10日で現れ、発熱や咳・鼻水・小さな白い発しんなどが見られます。重症化すると、肺炎や脳炎を引き起こすこともあります。

麻しんの疑いがある場合は、医療機関に事前に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、受診の仕方を確認し、速やかに受診してください。

麻しんの予防には、ワクチン接種が最も効果的です。母子健康手帳等でワクチン接種歴を確認し、接種歴が1回の方は2回目の接種をご検討ください。また、不明な場合は医療機関で抗体検査することで、ご自身の抗体価を確認することができますので、接種歴がない方や抗体価が低い方は、予防接種をご検討ください。

詳しい情報は下記ホームページを参照し、予防に努めましょう。

麻しんについて(厚生労働省ホームページ)
MR(麻しん・風しん混合)ワクチンを接種しましょう(西条市ホームページ)